旗 | のぼり旗

旗の販売


     
 

旗の販売の実例  

文化財にも相当するような大のぼりの修復。何十年に一度の弊社の大仕事になります!
のぼりのサイズは11m×3.65m !

恐らく大正4年の御大典記念に製作されたものと思われます。金沢の絵師・四井芦雪(有名な長沢芦雪ではありません)の原画を市内の染師(詳細は解りません)が染めたもののようです。生地は能登上布系の旧製生平麻で現在では幻の手織り麻です。現在代用するとすれば、福光12号半洋生平程度と思われますが、見本より少々(若干)重くなります。又、中国産生平では強度がもちません。染色に関しては、現在入手困難な顔料が多数使われており、製作するとなると現在入手可能な材料で製作するしかないようです。

ともあれ、構図といい友禅技術といい、かなりハイレベルな技術が駆使されています。

大のぼり旗

修復前の写真です

のぼり旗の修復

今回修復する箇所を赤で解りやすくマークしてあります。

「のぼり旗」の修復箇所 

 

 

 

修復前の写真をもとに、修正箇所をスケッチしたものになります。17箇所の修復を行いました。

下記に17箇所のうち、いくつかの修復前後の写真を紹介します。

のぼり旗の破れ?を修復
のぼり旗の破れ?を修復
のぼり旗の破れ?の修復
のぼり旗の破れ?の修復
実際の作業の様子です。のぼりの長さが11mにもなるのが、この写真をみていただくとわかりやすいですね。
のぼり旗の修復作業 のぼり旗の修復
 
 
旗とのぼり旗の販売   旗とのぼり旗